水都大阪の歴史
HISTORY

プロジェクト事例2 ほたるまち

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整備前

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整備後

ほたるまちは、大阪大学医学部附属病院跡地(約2.1ha)における都市再生事業により誕生した複合施設。都心に残された貴重な大規模区画で、水辺の環境を活かせる価値ある立地であり、また、周辺には大阪の歴史性・国際性・文化性の面でも高いポテンシャルを有している。そこで、開発にあたってはこの資質を活かし、「水都・大阪」再生のシンボルとなる環境を創造し、質の高い街づくりと、都市の活性化を促す開発が実施された。

独立行政法人都市再生機構が全体のコーディネート役となり、公募により選ばれた民間事業者による「文化・情報」「都心居住」「水辺のにぎわい」の3つの機能を備えた複合開発が行われ、朝日放送の新社屋、多目的ホール、サテライトキャンパス、分譲住宅、賃貸住宅、商業施設が立地している。このまちづくりと並行して、治水機能の向上と親水性の高い空間の創出を目指し、大阪府によりスーパー堤防と船着場の整備が図られるとともに、大阪市により堂島川沿いの遊歩道等が整備され、水辺に開かれた都市空間として2008年まちびらきを迎えた。

<事業主体>
【ほたるまち】
独立行政法人都市再生機構、朝日放送(株)、オリックス不動産(株)、三菱地所(株)、住友商事(株)、関電不動産(株)、京阪電鉄不動産(株)、(株)ビープラネッツ
【遊歩道等】大阪市(担当 ゆとりとみどり振興局、建設局)
【堤防・船着場】大阪府(担当 西大阪治水事務所)

<まちびらき・供用開始>
2008年5月