水都大阪の歴史

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プロジェクト事例12 中之島ゲートエリア

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対岸もライトアップして夜の水辺空間が演出された

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大阪湾から多くの船舶が都心をめざして中之島ゲートエリアを訪れた。写真は仮設係留施設。

2012年10月、海と川の結節点にあたる中之島西端で、オープンカフェや光の演出、小型船係留施設の運営を中心とした社会実験が実施された。このエリアには、周辺に大阪市中央卸売市場本場や旧居留地である川口の倉庫群、新たにオープンした大阪府立江之子島文化芸術創造センターなどが立地し、大阪の歴史や文化に触れられるポテンシャルを有している。2012年8月、大阪府と大阪市の共通の戦略として取りまとめた「大阪都市魅力創造戦略(素案)」において、水と光の首都大阪の実現に向けて新たに創出するシンボル空間のひとつとして位置づけられた。この社会実験では、オープンカフェや小型船の係留施設を設置・運営するなど、河川区域においてこれまでにない試みが展開された。今後、シンボル空間としての可能性とその拠点を船でつなぐ仕組みを検証し、大阪の新しい水辺空間創出にチャレンジしていくエリアである。

<事業主体>
大阪府、大阪商工会議所

<供用開始>
2012年10月

水都大阪の主なプロジェクトおよびエリア

(番号は地図に対応)