現在の十三大橋は、1932年に架け替えられたものです。淀川の上流から数えて十三番目の渡しだったことが、十三の地名の由来と言われています（諸説あり）。
当時の十三渡しは、まさに水上の道であり、大阪から尼崎を経て西国街道へと通じる交通の要地だったのです。
ちなみに、1885年の大洪水による、淀川の大改修工事（1898年～1910年）の結果、それまでの中津川など一部を流用した新淀川が開通し、十三の地は川の南側から北側へ移動したのです。