▲船の発着場所は、八軒家浜船着場。
京阪本線・中之島線と地下鉄谷町線の天満橋駅から徒歩すぐで便利!
▲今年から新装アクアライナーが登場。
より大きな窓から天候に左右されず夜景ビューを楽しめます
(複数のアクアライナーが日替わり運航するため、
どの船に乗れるかは当日のお楽しみです)
このクルーズ船は、「大阪らしい夜の観光を楽しみたい」という国内外の観光客の声から誕生。乗船チケットなどに記載されているQRコードをスマホやタブレットで読み込むと、多言語化されたクルーズマップをダウンロードできるのが大きな特徴です。運航ルートに沿った見どころガイド付きで、クルーズで出会える浪華三大橋や大阪城などの名スポットを深く知ることができます。
また、コンシェルジュクルーが景色に合わせて案内をする“生の観光ガイド”も注目ポイント。日本語・英語・韓国語・中国語のうち、2カ国語以上を話せるクルーが必ず同乗し、その場のちょっとした質問や写真撮影にも可能な範囲で応えてくれます。さまざまな国の人々が、目と耳で楽しめて、知的好奇心も満たされる。テクノロジーとアナログ的コミュニケーションを融合した、大阪らしいクルーズといえそうですね。
ちなみに、最近話題の「ポケモンGO」の水系ポケモンがクルーズ中に出没するという噂も。興味がある人は、試してみてください(非公認ですので出没・捕獲の保証はできかねます)。
▲QRコードからダウンロードできるクルーズマップは日本語・英語・韓国語・中国語(繁体・簡体)に対応
▲会話で場を和ませるクルーガイド。日本語のガイドの後に、英語でもガイドを繰り返してくれます。
▲船が天神橋の下を通るタイミングに合わせ、天神祭の花火の写真を見せながら案内してくれる場面も。
▲「水都大阪ガイドアプリ」もダウンロードしておくと、便利(iOS・Android対応)。
アプリ内「自由散歩」ページで位置情報に合わせ、多言語で見どころ解説(6カ国語)と音声ガイド(日本語・英語)が楽しめます。
運航コースは、八軒家浜船着場から天満橋、川崎橋、天神橋、難波橋の下を巡り、再び八軒家浜船着場に戻ってくる約25分間のクルーズです。浪華三大橋(天満橋・天神橋・難波橋)をはじめ、水都大阪を象徴する橋のアーチが、それぞれ違う彩りでライトアップされ、うっとりする美しさ。
途中、夜空に浮かび上がったように見える幽玄な「大阪城」を拝むことができたり、中之島を代表するレトロな歴史的建築物「大阪市中之島公会堂」と近代的ビル郡が融合する幻想的な夜景が広がるのも、ナイトクルーズならではの醍醐味。そして、クルーズのフィナーレを飾る「剣先公園」の大噴水は最大25mもの高さまで吹き上がる圧巻のスケール! この水と光が織りなすショーを楽しむために、出航時刻が設定されたそうです。納得!
▲浪華三大橋・天満橋。光のモザイク模様は、ガラス発祥の地とされる天満の歴史を物語る“天満切子(てんまきりこ)”がモチーフ。「見つけると幸せになれる」と言われる“ラッキースター”が橋下のどこかに隠れている!?
▲大阪のシンボル、大阪城。陸上とは趣が異なる目線から拝むことができます。特に大潮の夜など、川面の潮位が高い日は、より美しく見えるそう。
▲白くそびえる塔とケーブルの直線が印象的な川崎橋。下から見上げると、迫力が違います!
▲浪華三大橋・天神橋。天神祭の灯りをテーマにした、ぬくもりを感じるオレンジ色のライトアップ。
▲「ライオン橋」の別名でも親しま
れる、浪華三大橋・難波橋。橋の下のライトアップ色がランダムに変わる「光のトンネル」を間近で見られるのはナイトクルーズだけの特権!
▲大阪市中央公会堂と中之島周辺の摩天楼。時間の潮流が交錯したように幻想的な夜景です!
▲クルーズ船を見送るように噴き上がる、剣先公園の大噴水。弧を描きながら照明に反射する水しぶきが圧巻。
水都大阪の新しい魅力を発見できるナイトクルーズ。恋人や友達、家族と語らいながらはもちろん、ガイドが充実しているので一人でその世界に浸ることもできます。取材した日は3便とも満席で、乗船場には長い行列ができていました。予約の上、乗船するのがおすすめです。